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新しいことをはじめてみる

あれこれいろんなことに手を出してはやめてしまう。

それは良くないからひとつのことだけに集中したほうがいい。

そんな声をよく聞く。

それは本当だろうか?

私は、そんなこともないんじゃないのと思う。

なによりも、あれこれ手を出している時点で良いはずだ。

手を出さずにいるよりも、少なくとも行動している。

結果だけでジャッジするのは簡単だが、
まずは、やったことをストレートに認めたい。

いやなら途中でやめてもいい。

そんな軽いノリで毎年何か新しいことをはじめてみのもアリだ。

最近、私はYouTubeをはじめてみた。

べつにそこで広告収入を稼ごうとは思っていない。

なんか面白そうだし使えそうだなと思ったからはじめただけである。

まず、本を2冊買った。

入門書と活用書だ。

そもそもYouTubeで何ができるのかからスタートした。

入門書を片手に見よう見まねで適当なものを作ってみた。

当然ながらスムーズにはできない。

途中で何度もつまづく。

すると、本で調べるだけでは限界がくる。

ネットで調べ始める。

いろんな記事やそれこそYouTubeでの解説なども見ながら、
ひとつずつ解決していく。

いくつかの裏技も憶えた。

動画編集ソフトもカスタマイズした。

そしてようやくカタチあるものができた。

そもそも、音声講座を作るために始めたのだが、
最初は、静止画(というより色壁だけ)に音を乗せただけである。

でもそのうちに、写真を取り込んだり、
その写真をちょっと動かしたり、
テロップを入れたりすることもやっていきたい。

もちろん動画そもそもも配信したい。

録音や撮影の技術も身に付けたい。

そんな欲がどんどん出てくる。

アマゾンでいろんなマイクを眺めたりしている。

ひょっとしたらその先に
もっと別の世界が見えてくるかもしれない。

でも、何もやらなかったらその可能性すらないで終わる。

この先、どうなるかはわからないが、
新しくはじめたことで小さな可能性が生まれた。

そもそもこのメルマガも最初は軽い気持ちだった。

それがいまでは私のビジネスの根幹にまでなっている。

これは単なる私の経験則だが、
何か新しいことをはじめてみてマイナスになったことはない。

しかも、ギンギンに気合いを入れてはじめたことよりも、
気軽にはじめたことのほうが長続きする。

不思議だが、そんな経験が多い。

来年から何かをはじめてみるのもいい。

あまり負担にならない程度のことがおススメだ。

そのかわり、毎日少しずつやる。

一日1分でも5分でも。

歯を磨くように続けてみる。

とくに続けなくても眺めてみるだけでもいい。

私も最初のうちはとにかく本をパラパラと見ることにしていた。

思い出すのは、
かつてデザイン業界にマックが入ってきた頃。

私が勤めていた小さなデザイン会社でも、
マックを導入することにした。

もちろん全員が素人。

私などはコンピューターとは無縁の人間だった。

でもはやく憶えたい。

そこで私は当時の専門雑誌「マックライフ」を買ってきて、
最初から最後までとにかく読むことにした。

広告もすべてだ。

専門用語など理解できないまま、
毎日読み続けた。

しかも、同じ雑誌を繰り返し何度も。

一日の仕事が終わると、雑誌を読んでから帰った。

新しいことをやろうとすると、
それなりに負担がかかる。

最初は本当に苦痛でもあった。

なんせ書いてある文字が頭に入ってこないのだから。

でも、やっていくうちに少しずつ理解できてくる。

わからない用語が少しずつ減っていく。

すると、加速がついていくのだ。

知識も技術も上がっていく。

そのうちに雑誌も楽しんで読めるようになった。

何でもいいので新しいことをはじめてみよう。

誰かの趣味を見せてもらうのもいい。

何かの体験スクールに入ってみるのもアリだ。

本屋に行って、未知の分野に目を向けるのも面白い。

で、いつでも止めていい。

そうしていくうちに、
楽しく続けられるものが出てくるかもしれない。

そしてそれは、人生を左右するものに育つかもしれない。

少なくとも、何もしなければ何も育たない。

新しいことをはじめてみよう!