しゃべらなくても大丈夫
「サイレントセールスのすすめ」

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過去のメールマガジン

— はじめに —————————————————–

 こんにちは。

 私の親戚は鹿児島を中心に九州地方が多いので、

 台風の被害が心配です。

 関東はこれからみたいなので、引き続き準備をしたいです。

 しかし、こんな日本列島を軒並み通る台風は、

 私も記憶がありません。

 また観測史上最大というワードが飛び交うのでしょうか?

 いずれにしても日々の備えと、

 いざというときの覚悟を持って生活していきたいです。

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  ◆◆ 私を支えてくれた言葉 ◆◆

 言葉ってとても大事だなと思う。

 とくに人から言われた言葉というのは、

 その人に大きく影響することもある。

 言われた当初はあまり気づかなかったりするが、

 後々になって自分の中の支えになっていることもある。

 私にとって、その言葉とは「やればできる!」だった。

 元気のいい芸人さんの決めゼリフとかぶるので、

 この話をしようか迷ったりもしていた。

 もっと子供の頃の話だ。

 小学生の私は、

 大人しくて引っ込み思案であがり症で人見知りで・・・

 何度も言うがとにかく超内向型の子供だった。

 運動神経が良いわけでもなく勉強ができるわけでもなく、

 趣味もなければ特技もない、

 ただ単にクラスの中にポツンといるだけの存在。

 まあその存在自体もいるかいないかわからないレベルだった。

 憶えているのは、

 先生からたびたび言われた言葉だ。

「やればできるんだから、頑張りなさい」

 跳び箱の前でためらっているときも、

 プールに入るのがイヤで隅っこにいるときも

 テストで0点をとったときも言われた。

 それは学期ごとの通知表にも書かれた。

 もしかしたらみんなに同じことを言っていたのかもしれない。

 でも私はその言葉をそのまま受け取っていた。

 自分はやればできる子なんだ。

 できないのは本気でやっていないからなんだ。

 本気を出せばちゃんとできるんだ!

 そう思うようになると、

 不思議と劣等感が薄れていった。

 まわりの子よりもできないことだらけだったので、

 常に劣等感を抱えがちだったが、

 そのことを重く受け止めないでいられた。

 一種の緩衝材だ。

 ときには、絶望的になってしまって、

 自分の人生をリセットして生まれ変わりたいと思ったことも

 何度かある。

 そんなときでも、

 いやいやまだ本気でやっていないだけだから、

 俺が本気になればホントはすごいんだぞ!

 今はまだその時期じゃないんだ。

 などと、妙に自信めいていたこともあった。

 (まあ根拠のない自信だったが)

 そもそも、やればできるって、

 本当にそう思って言ってくれていたのだろうか?

 単なる励ましの決めゼリフだったのかもしれない。

 それでも私にとってはありがたい言葉だった。

 高校での最初の試験でまったく勉強しないで臨んだら、

 本当に学年ビリ(正確にはビリから3番目)をとってしまった。

 一般的には落ちこぼれである。

 それでも私はとくに問題視していなかった。

 だってやればできるんだから。

 今回は単にやらなかっただけの結果だから大丈夫。

 ふてくされたり、自暴自棄になったりもない。

 成績が悪いことで劣等感にさいなまれることもなかった。

 その意味では、私の支えになってくれていた。

 そうしていつしか、自分が本気になれることを探していた。

 社会人になってからもずっとだ。

 思い返せば、気の長いことだったと思う。

 これは自分のやるべき仕事じゃない。

 もっと他にやるべきことがあるはずだ!

 ちなみに私は1月生まれのやぎ座で、

 その特徴は「大器晩成」である。

 それも含めて、

 どん底にいるときでもどこか楽観視している自分がいた。

 自分はまだまだこれからだ、と。

 いまの姿は本来の自分じゃないんだ、と。

 私のようなタイプでもこうして生きて来られたのは、

「やればできる」のおかげでもあるのだ。

 いまはもうどうしているのかわからないが、

 当時の先生には感謝したい。

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━━━ 次週のテーマ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 → ガラガラの電車に声の大きい家族連れが乗って来た

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◆・◆ あ・と・が・き ◆・◆

ちなみに先日気が付いたのだが、私の会社(有限会社ピクトワークス)の
設立は1994年だった。ということは今年30周年だったのだ!
紆余曲折いろいろあったが、これだけ続けられていることはすごいことだ。
このまま50周年記念までできたらいいな~

— はじめに —————————————————–

 こんにちは。

 昨日、妻の運転手役で相模原まで行きました。

 帰り道に

 かねてから狙っていたオギノパンというパン屋さんに寄りました。

 懐かしの揚げパンがアツアツで食べられるとことです。

 期待通りに美味しかった!

 さすが神奈川県のB級グルメ金賞は伊達じゃない。

 かなりの山奥にあるのですが、

 揚げたてはここでしか食べられないので希少価値もあります。

 平日にもかかわらず、駐車場はいっぱいでした。

 商売としてビジネスとして見習うところもたくさんありました。

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  ◆◆ 紹介を生み出す自己紹介法 ◆◆

 前回の続きで、

 自己紹介法の話をしたい。

 口数の少ない私は、

 営業でも日常でも意識していることがあった。

 それは、

「最小限の言葉で最大の効果を出す」

 というもの。

 たくさんしゃべるのは苦手なので、

 一言で、相手に刺さる言葉は何かを考えるクセがあった。

 だからわりとギリギリを狙う。

 悪口にならない程度に、相手がニヤッとするラインだ。

(例えば、と書こうとしたがすぐに思い浮かばないからやめた)

 この心理は自己紹介のときも同じで、

 相手が「おっ」と思うような言葉を意識している。

 普通の自己紹介では、わざわざしゃべる意味がない。

 営業のときの、

「この社長に一目置いてもらうにはどうすべきか」を

 考えるのと似ている。

 普段は目立ちたくないくせに、

 ちょっとだけ目立とうとする、そんな性格のようだ。

 でも、大人しいタイプの人って、

 本質的にはそんな感じじゃないかとも思っている。

 心の奥底では目立ちたい気持ち。

 なので、自己紹介をするときにも、

 この思考は役に立つ。

 ポイントはきちんとした目的意識を持つことだ。

 相手によってセリフが変わってもいい。

 以前、あるセミナーにオブザーバー的な立場で呼ばれたことがある。

 その会場で一言あいさつする場があった。

 そのとき、私はその場で販売するための著書を数十冊か持参していた。

 かなり重かった。

 だから全部売って帰りたかった。

 そこで、そのあいさつでは、

 本を売ることを目的としたものに替えたのだ。 

 本の良さや特徴などの宣伝文句を語るのではなく、

 どんな人が読むべき内容かを簡単に話した。

 本というのは、そもそも課題解決のために手にするものである。

 だから「こんな課題を抱えている人」という

 ターゲットを明確に伝えたのだ。

 結果、本は全部売れた。身軽に帰ることができた。

 自己紹介の際も、誰の課題を解決できるかを語ればいい。

 せっかくのPRの場なので、

 できれば自分の仕事に結び付けたいだろう。

 そのときに、仕事内容を説明するのではなく、

 その仕事は「誰の」「どんな課題」を解決できるのか。

 そこにフォーカスしてみよう。

 これは別に営業でなくても言えることだ。

 内勤として勤めていても、

 その会社自体は誰かの課題を解決することで利益を得ているはず。

 社員全員がアピールする意識を持っていれば、

 その会社は強くなるだろう。

 例えば、社会保険労務士という仕事がある。

 国家資格が必要で、限られた人だけがその仕事をできる。

 ただし、同じ資格を持っている人はたくさんいる。

 資格を取ってHPを立ち上げただけでは仕事は入ってこない。

 ではどうするかというと、

 自分の特徴をアピールするのだ。

 そのときに、誰でもできるようなことをアピールしても意味はない。

「社会保険労務士の渡瀬です」

 では、仕事の依頼は来ないだろう。

「企業の労務に関する仕事をしている渡瀬です」

 これも全然弱い。

 考えてみよう。

 個人事務所として立ち上げるとしたら、

 もちろん仕事の依頼はたくさん欲しいだろう。

 でも、ひとりで受けられる数にも限界はある。

 一気に100社から依頼が来ても応じられるはずがない。

 まずはせいぜい10~30社だろう。

 そう考えると、たくさんの会社にアピールする必要はない。

 近所の会社だけで十分だ。

 だとしたら、ターゲットを思いっきり絞ってみる。

 たとえば私の住所で言うと、

 「湯河原町鍛冶屋の会社に特化した社労士です」

 というのもアリだ。

 「みかん農家専門の社労士」

 「温泉旅館専門の社労士」

 このように業種しばりでもいい。

 ようは「みなさん!」ではなく「そこのあなた!」と言いたい。

 聞いた人が「自分のことかな」と思ってもらえる感じ。

 このようにターゲットを絞ることで、

 自分の特徴を出せると同時に相手にも振り向いてもらいやすくなる。

 もちろん、ターゲット外の人からは無視されるが、

 それでもかまわない。

 だってそんなにたくさんのお客さまは不要だから。

 身近で仕事がやりやすい人だけ来てくれたら、

 それだけで十分である。

 とくにひとり(少人数)でビジネスをやるときには、

 ターゲットを絞る思考を持つべきだ。

 そしてもうひとつ重要な考え方がある。

 自己紹介をするときには、

「目の前の人に向けて行なわない」ということだ。

 変な話に思われるかもしれないが、大事な視点である。

 たとえば、10名が参加した交流会があるとする。

 各自、自己紹介の時間が与えられる。

 そこでもし、参加者に向けてアピールすると、

 MAXで10名の人にしか伝わらない。

 もちろん全員に刺さることもないので、

 ひとりでも関心を持ってくれたら幸いだろう。

 そこで、意識を別のところに向けてみる。

 目の前の10名に情報を持って帰ってもらうのだ。

 たとえば、私が

「内向型営業が結果を出すためのノウハウを提供します」 

 と自己紹介をするとどうなるか。

 その場にいる人がみんな内向型営業とは限らない。

 でも、その人のまわりにいる人(部下や友人など)で、

 内向型で売れずに悩んでいる人がいたら、

「こんな人がいるから相談してみたら」

 と私のことを誰かに伝える可能性が出る。

 つまりは紹介だ。

 私はこんな人に向けてこんな仕事をしているので、

 紹介してくださいね!

 と、目の前の人に伝えるのである。

 すると、単に10名だけにとどまらず、

 もっと広い範囲にアピールすることができる。

 これを意識するのだ。

 そのために必要なことは、

 他者に言いたくなるくらいにエッジの効いた自己紹介である。

 目の前の人に伝えることよりも、

 目の前の人の印象に残ることだ。

 このセリフはそう簡単には出てこない。

 でも、目的意識を明確にして考えれば、いずれ正解が出てくる。

 私自身も考え続けて数年かかっている。

 そして自分なりの自己紹介が見つかったら、

 かなり強力な武器になることは間違いない。

 「誰か紹介してください」

 なんて言わなくても紹介が発生してくる。

 営業としては、それが理想だ。

 そんな他者との差別化で苦労している人がいたら、

 こちらもおススメである↓

★勉強会のお知らせ★(8月度)8月度募集開始
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 内向型営業が結果を出すために必要な3ステップ勉強会
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 内向型の人が営業をやろうとするのは、私は大賛成です。

 結果を出せば正当に評価されるし、自信もつきます。

 子供の頃から何をするにも自信が持てなかった私が、

 仕事で自信が持てたことは何よりも大きな財産になっています。

 そして営業という仕事は、

 やり方次第で、性格に左右されることなく結果を出せるのです。

 でもそのためには、必要なことが3つあります。

 今回の勉強会では、それを解説していきます。

 2024年

 8月24日(土) 10:00~12:00
          13:00~15:00
          16:00~18:00(満席)

 8月28日(水) 10:00~12:00(満席)
          13:00~15:00
          16:00~18:00

 人 数:各2名

 参加費:無料(もう少しだけ続けます)

 ◆詳しい内容&お申込み↓ 
https://cwtoh.hp.peraichi.com

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 ↑やるべきことを明確にして頑張るポイントを絞りましょう!

━━━ 次週のテーマ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 → 私を支えてくれた言葉

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◆・◆ あ・と・が・き ◆・◆

仕事のデスクの上に小型扇風機を置いている。出歩くときにも持ち運べる
タイプのヤツだ。便利なのだが、ずっと風に当たっているのはちょっとキ
ツイ。できれば首を振ってもらえるとありがたい。そんな商品ないかな?

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          S I L E N T – S A L E S

  ◆◆ ガラガラの電車に声の大きい家族連れが乗って来た ◆◆

 私は基本的に通勤がないので、

 電車には滅多に乗らない。

 乗るときも、ラッシュ時間をずらすようにしている。

 とくに、最寄りの駅から都内に向かうときには、

 ほぼ始発なので、社内はガラガラである。

 それでも私は、グリーン車を使う。

 なんせ、東京までは2時間かかるので、

 いくら座れるとはいえ、

 後半に人がたくさん乗ってくると、

 それはそれで窮屈になる。

 なによりも、私は腰が良くないので、

 足を組んで座りたいし、

 ときどき組みかえたりしたいのだ。

 また、グリーン車だとテーブルが使えるし、

 読書灯もついている。

 缶コーヒーを飲みながら静かに本が読める。

 私の中では喫茶店感覚で使っているのだ。

 その代金を追加で払うのは、むしろ安いと思っている。

 まあ、それが毎日だとしたら考えるが、

 たまに乗るくらいなので良しとしている。

 で、ある日のこと。

 車両に私しかいないタイミングで、

 家族連れと思われる集団がゾロゾロと乗り込んできた。

 しかも、こともあろうに、私のすぐ前の席に座ったのだ。

 もう一度言うが、まわりはガラガラである。

 その時点で「マジかよ」と思ったが、

 まあ、1時間もすれば席は埋まるのでスルーしていた。

 家族連れなので当然ながら、みんな近くに座る。

 で、そこから大きな声でおしゃべりが始まった。

 う~む。

 そんなとき、あなたならどうする???